最終更新日: 2021年7月13日
「関東ふれあいの道」とは首都圏自然歩道の愛称で、関東地方一都六県をぐるりと一周する長距離自然歩道です。総延長は1,799Kmで、東京都八王子梅の木平を起終点に、高尾山、奥多摩、秩父、筑波山、九十九里浜、房総、三浦半島、丹沢などを結んでいます。美しい自然を楽しむばかりでなく田園風景、歴史や文化遺産にふれあうことのできる道です。より多くの人々が利用出来るよう10Km前後に区切った日帰りコースを160コース設定し、それぞれ起終点が鉄道やバス等と連絡するようにしております。
長南町の「観音様のみち」では、自然林を探勝するとともに笠森寺の観音堂など歴史や文化にふれあうことのできるコースです。昼でも暗くひんやりとした参道を登りきると、笠森寺にでます。大きな岩の上に建つ観音堂は国の重要文化財で、境内は起伏に富み、暖帯性照葉樹林の自然林におおわれています。笠森寺から、野見金公園への道は、スギ、シイ、タブ、クスなどの樹林に包まれた尾根道。野鳥のさえずりを耳にしながら、しばらく行くとユートピア笠森(現在休館中)が見えてきます。ユートピア笠森の隣には野見金公園があり、桜やアジサイ、梅が植栽されています。頂上からは東に太平洋、茂原の市街地が一望できます。また頂上には野見金山展望カフェ「ミハラシテラス」があり、標高152mのテラスから見える絶景を眺めながら、ゆっくりと美味しいコーヒーなどの飲み物や長南町特産品をふんだんに使用したカレー、スイーツなどをお楽しみいただけます。 野見金公園を後に東に進むと、長南町の中之台につきます。
起点 長生郡長南町(笠森寺) ⇒ 11.3Km ⇒ 終点 長生郡長南町(中之台)
中之台バス停から、町道を5分ほどゆくと、右手に報恩寺があります。切通しの山あいの道を進み、なだらかな坂を下ると中原地区に入ります。左に丘、右に田園の平坦な道が続き、油殿古墳群があります。さらに南に進むと、能満寺です。森の中に能満寺古墳が見えます。能満寺古墳は、東国での古墳発生期(4世紀末~5世紀初頭)の古墳で、この時期の古墳としては県内最大規模です。この森を下ると睦沢町上之郷へと続きます。
起点 長生郡長南町(中之台) ⇒ 9.5Km ⇒ 終点 長生郡睦沢町(睦沢公民館入口)
スタート地点 笠森観音堂(笠森寺) 笠森観音堂の裏から遊歩道のコースがあります
⇓ 5.0Km (約90分)
折り返し地点 野見金公園 カフェテラスで休憩や、公園内の四季の花をご鑑賞ください
⇓ 5.0Km (約90分)
ゴール地点 笠森観音堂(笠森寺) ゴール付近にある展望台からの眺望をお楽しみください
※笠森観音堂には町営駐車場(無料)がございますのでご利用ください。
※野見金山展望カフェ「ミハラシテラス」の営業日についてはホームページをご確認ください。
※ユートピア笠森(野見金公園)からの公共交通手段はございません。
【山道】 【展望台】 【展望台からの景観】
笠森観音(笠森寺)
〒297-0125 千葉県長生郡長南町笠森302
○JR外房線
「茂原駅」下車…
小湊バス「上総牛久駅」行
「笠森」下車 徒歩5分
○小湊鉄道
「上総牛久駅」下車…
小湊バス「茂原駅」行
「笠森」下車 徒歩5分
○圏央道
「茂原長南IC」より5km 約7分
町営駐車場:50台(無料)
小湊鐵道バス 0475-46-3581