最終更新日: 2022年2月17日
平成30年度介護報酬改定により、通所介護及び地域密着型通所介護におけるADL維持等加算が新設されました。本加算の算定を希望する場合は、以下の内容をご確認の上、届出書を提出してください。
なお、算定にあたっては、「ADL維持等加算の申出」及び「ADL維持等加算に係る届出」がそれぞれの提出が必要となります。
(1)評価対象者数
・評価対象期間(加算を算定する年度の初日の属する年の前年の1月から12月)に連続して6ヶ月以上利用した期間のある要介護者。
・期間中、5時間以上の地域密着型通所介護費の算定回数が5時間未満の地域密着型通所介護費の算定回数を上回る者。
上記のどちらも満たす者が20人以上。
(2)重度者の割合
・(1)のうち評価対象利用期間の最初の月(以下「評価対象利用開始月」という。)において、要介護度が3、4又は5である者の数が15%以上。
(3)直近12ヶ月以内に認定を受けた者の割合
・(1)のうち、評価対象利用開始月の時点で初回の要介護・要支援認定があった月から起算して12ヶ月以内である者の数が15%以下。
※(1)の利用者に要支援者を含むとの意味ではなく、初回の要支援認定の後、評価対象利用開始月までの間に要介護認定を受ける場合を想定したもの。
(4)評価報告者の割合
・(1)のうち、評価対象利用開始月と当該月から起算して6ヶ月目に、事業所の機能訓練指導員がBarthel Indexを測定し、厚生労働省にその結果を提出及び報告している者の数が90%以上。(以下「提出者」という。)
※Barthel Indexの報告は、サービス本体報酬の介護給付費明細書欄の摘要欄に記載することで行ってください。
(5)ADL利得の状況
・提出者のうち、ADL利得(※1)が上位85%(※2)の者について、次の(ア)から(ウ)に定める値を合計したものが0以上。
(ア)ADL利得が0より大きい利用者:1
(イ)ADL利得が0の利用者:0
(ウ)ADL利得が0未満の利用者:-1
(※1)評価対象利用開始月から起算して6ヶ月目の月に測定したADL値から評価対象開始月に測定したADL値を控除して得た値。
(※2)10%未満の端数切り上げ。
ADL維持等加算を翌年度より算定する場合、申出月が属する月から同年12月までの期間を評価対象期間とするため、評価対象利用開始月から起算して6ヶ月を確保し、「ADL維持等加算(申出)の有無」の届出を行う必要があります。
加算の有無の申出
提出期限
・加算を算定しようとする年度の前年度の7月15日まで(締切日が閉庁日の場合、締切前の開庁日)
提出書類
・介護給付費算定に係る体制等に関する届出書
・介護給付費算定に係る体制等状況一覧表
※ADL維持等加算の申出「あり」として届け出てください。
※届出を行った翌年度以降については再度、申出「あり」の届出は必要ありません。再算定を希望しない場合は、申出「なし」の届出を行ってください。
加算算定の届出
提出期限
・加算を算定しようとする年度の前年度の3月15日まで(締切日が閉庁日の場合、締切前の開庁日)
提出書類
・介護給付費算定に係る体制等に関する届出書
・介護給付費算定に係る体制等状況一覧表
・ADL維持等加算に係る届出書
※翌年度以降も算定を希望する場合、再度の届出が必要になります。
提出先
〒297-0192 千葉県長生郡長南町長南2110番地
長南町役場 福祉課 介護保険係 宛て
※郵送する際は封筒に「令和元年度ADL維持等加算申出(又は届出)在中」と記入してください。
提出書類様式 |
1.介護給付費算定に係る体制等に関する届出書 |
2.介護給付費算定に係る体制等状況一覧表 |
3.ADL維持等加算に係る届出書 |
参考資料 |
介護保険最新情報Vol.648(平成30年4月9日付ADL維持等加算に関する事務処理手順及び様式例について) |
介護保険最新情報Vol.657(平成30年5月29日付Q&A) |