最終更新日: 2024年6月27日
『乾燥弱毒生麻しん風しん混合ワクチン「タケダ」』および『乾燥弱毒生麻しんワクチン「タケダ」』につきまして、有効期間内であるにもかかわらず麻しんウイルスの力価が承認規格を下回るロットが確認され、その他にも有効期間の満了前に承認規格を下回る可能性があるロットがあるとの報告が製造会社よりありました。
このワクチンロットについては、安全性に影響があったとする報告はありません。
また、麻しんワクチンとして求められる最低ウイルス力価について、国内の承認規格はWHOの基準よりも高く、自主回収の対象となった該当ワクチンロットのウイルス力価の実測値は、国内の承認規格を若干下回るもののWHOの基準値を下回ったものはないとのことから、承認規格を下回る可能性を否定できない期間に接種された方であっても「麻しんウイルスに対する感染予防効果は得られていると考えている」とのことです。
厚生労働省としては、自主回収となった該当ワクチンロットを定期接種として実施された者に対して再接種を勧奨する必要はないとされています。
しかし、該当ワクチンロットを接種され、有効性に不安を感じられる方は、接種された医療機関にご相談ください。
なお、下表の「承認規格を下回る可能性を否定できない期間」に接種された方につきましては、長南町より個別に通知を行い対応についてお知らせいたします。