就任のごあいさつ（第３期）

最終更新日: 2022年2月1日

誰もが将来の長南町をイメージできるように

撮影場所：長南集学校

このたびの町長選挙におきまして、町民の皆様をはじめ多くの方々から、力強いご支援と温かいご厚情を賜り、引き続き3期目の町政を任せていただくこととなりました。心より御礼申し上げますとともに、課せられた使命と責任の重さに、改めて身の引き締まる思いであります。

これは2期8年間の私の町政運営に対する評価であり、長南町が発展するよう、まちづくりの負託を受けたものであると理解しているところです。

 
これまで、旧4小学校の統合をはじめ、廃校への企業誘致、学校給食費の無償化、防犯灯の全面LED 化、「ギガスクール」構想の実現、野見金公園の整備など、各般にわたりバランスのとれた町政運営に努めてまいりました。令和元年度の自然災害では、町独自の支援策を講じ復旧・復興に取り組み、一昨年のコロナ感染症では、国の交付金を活用して、住民に寄り添った感染対策、経済対策を行いました。

 
3期目は、私が手掛けた本町のまちづくりの指針となる「長南町第5次総合計画」をベースとして、計画行政を強力に推進してまいります。特に、治水対策や防災拠点となる現庁舎の建て替え等、元年度の災害を教訓に、『災害に強いまちづくり』に努めてまいります。　
本町の将来を左右すると思われる西部工業団地計画跡地と空港代替地へは、雇用創出や経済的発展につながるような事業を展開する企業に進出してもらえるよう、積極的に働きかけます。その他、後継者や担い手不足が深刻化する農業問題に対処し、コロナウイルス感染症対策の徹底や公共交通体系の新たな構築も進めていきます。

人口減少と少子高齢化が進む中で、町民の皆様と行政との協働によるまちづくりを進めるため、誰もが『将来の長南町』をイメージできるよう、まちづくりの道筋をしっかりたてて、町民の皆様と共有してまいります。

今後も、信頼される行政運営に努め、誰もが健康でいきいきと安全に暮らせるまちの実現に向け、ふるさと長南の再生に全力を尽くしてまいりますので、町民の皆様には一層のご理解とご協力をお願い申し上げまして、就任のごあいさつといたします。

令和４年２月１日　長南町長　平野　貞夫